こんにちは、渡邊です。
ようやく確定申告が終わりました。
会計事務所の中には、年間の売上の半分を確定申告で稼ぐ事務所があったりするほど、会計事務所の一年の仕事の中で業務のウェイトを占めるものです。
法人であれば自由に事業年度を決定することができ、ある程度決算期はばらけるのですが、
所得税の申告期限は一律で3月15日までと決まっているところが特に大変なところです。
申告期限を3月31日にしてくれるだけでかなり楽になるのですが、、
また、確定申告は年に一度なので、終わったらまた来年まで知識を使うことがほとんどありません。
そのため、取り掛かり始めは知識のアップデートと思い出し作業に時間がかかることもしばしば…
ただ、確定申告で最も重要なことは段取りです。
スタッフにも口うるさく言っていることですが、確定申告は「段取りに始まり段取りに終わる」といっても過言ではありません。
「資料の受取時期の設定・資料のもらい方・資料の確認・不明点の確認」
上記をいかに早く・漏れなく行えるかで作業のスピードが決まってきます。
最初からこれらを早く正確にできる人はなかなかいませんが、知識面の問題ではないので意識次第で簡単に変えられる部分でもあります。
できたこと、できなかったことをしっかり反省して事務所としても個人としてもレベルアップしていけると良いです。
マネジメント陣としても、報告書やチェックリストを整備したり、システムの導入で効率化を図ったりと今年は色々と行いました。
システムについては、まだまだ完璧に使いこなせなかったりする分もあったので、その点も来年に向けての反省点となります。
私個人としても、進捗管理などマネジメント能力がまだまだ足りない点が多いです。
自分自身のレベルアップがスタッフのレベルアップにつながると思うので、常に前を走っていられるように勉強を怠らないようにしたいです。
繁忙期もようやく折り返しです。
3月決算(5月申告)が終わってやっと一息つけるので、気を抜かずに体調管理をしっかりして繁忙期を駆け抜けたいと思います!
それではまた。